2019年05月15日
東京の食文化を無形文化財に! その活動について伺います。
オテル・ドゥ・ミクニのオーナーシェフ
三國清三さんをお迎えしています。
三國さんは以前より「江戸東京野菜」を
推奨されていますが、これについて教えてください。
三國さん「東京野菜と江戸東京野菜というのが
2つありまして、東京野菜というのは東京でできた野菜、
すべてのことなんです。果物からきのこ類からすべて。
江戸東京野菜というのは、江戸時代から未だに種が
続いているものだけを江戸東京野菜としているんです。」
三國さん「去年、知事のところに行ったんです。
知事もすぐに会ってくれたんです。
東京は和洋中からいろんなものがあると。
三國さんたちがおっしゃっているのは、
生活文化財であって、いろんなものを広げていくと、
文化財というのは、それが無くなったら、
東京の食とは言えないものの共通点はなんだと
それを証明しないと無形文化財には指定できなかったんです。
現場の人間としてはそれを証明しないといけないので、
今僕は4,50件の江戸時代から続いているいろんなお店に
伺ってその秘密を探ろうとしているんです。」
今夜の選曲:MOOD INDIGO / JOE JACKSON