2019年09月10日
最新著書「ヒト、犬に会う 言葉と論理の始原へ」について伺います!
霊長類学者で、NGO日本アイアイ・ファンド
代表の島泰三さんをお迎えしています。
島先生 最新著書「ヒト、犬に会う ―言葉と論理の始原」には、
この本についてご紹介いただけますか?
島さん「人間の言葉の起源だとか、論理の起源なんかは、
この関係の中にあるというを見つけていきました。
人と犬の関係というのが、最近になってですけど、
遺伝学の進展で、1万5000年前に犬化が確定されたと
されているんです。これも東アジアで行われたことです。
ところが家畜化と言われるんですけど、
そのほかの家畜たちは、全部1万年前以降になってくるんです。
5000年空くんですよね。その間に何が
蓄積されていったのだろうというのがあるんですね。」
人は言葉を発していると思っているんです、
ところが言葉には英語もあれば、
ドイツ語もありフランス語もあるんです
言葉のわからないと、ただ怒鳴っている
人だなというだけになってしまう。
怒り声で止まれと言ったところで、怒っているな
というところしか伝わっていないんです。」
今夜の選曲:GRITS AND GRAVY / THE FAME GANG