2019年12月03日
クラウド型電子カルテ、普及率への課題は?
きりんカルテシステム株式会社
代表取締役社長の山口太一さんをお迎えしています。
クラウド型電子カルテの普及率が
低い要因はどこにあるのでしょう?
山口さん「電子カルテ自体が
かなり高額になっています。特に10年 20年の
単位で考えますと投資額として、
1500万〜2000万ぐらいの投資額になってきます。
いわゆる一般的なクリニックさんが導入すると
なるとコスト面のハードルが高いかなと思っております。」
高齢化社会が進んでいくなかでの医療問題で、
過疎地域は深刻だと思いますが、
山口さんたちの活動というのは?
山口さん「最近、山間部や離島の中で、
我々のカルテを使いたいという声が増えてきています。
特に離れたところだと先生(医者)が通われて診察を
しているんですが、週2回しか行けないという状況が
よくあります。その中でもし、先生がいなかった時に、
その人の情報はどうしたら連携できるのかということを
考えると紙カルテで物理的にあったらまず見ることが
難しい。そういう意味で何かあった時の対応だったりとか、
先生が変わっても診療が続けられるために
電子カルテで情報が保管されていることって
すごく重要だなと思っております。」
今夜の選曲:THE BIG NOISE FROM WINNETKA
/ BOB CROSBY AND HIS BOB CATS