2020年01月28日
北海道 美瑛町を拠点にしたきっかけとは?
フェルム ラ・テール美瑛の細田俊二さんをお迎えしています。
北海道 美瑛町にパンや洋菓子の製造販売、
レストランが一体となった総合施設
「フェルム ラ・テール美瑛」があります。
こちらはどのような経緯でオープンに?
細田さん「美瑛町との出会いが、今から17年ぐらい前に
三宿でパンの事業を立ち上げた時に、北海道の江別にある
江別製粉から美瑛町の小麦を紹介して頂いて、
これが非常にパンとかに向くなという出会いがあったんです。
そこから美瑛町に行くようになったんです。
ラ・テールで使う、パン用粉や菓子用粉も
全て美瑛さんに切り替えたんですね。
我々としては長いこと主原料である小麦粉を通して、
美瑛町とつながりがあったというわけです。
最初は九州であったり、静岡であったりいろんな産地を
試してきたんですけど、我々の物作りで目指しているものと、
美瑛町の土地で育まれたものがうまくマッチしたんです。
そして、(当時)22年前に国産の小麦を使うというのは
革新的だったんですが、今はコンビ二やスーパーでも
どこでも大手のナショナルブランドでも国産小麦を使っていますと
言っているので、それでは差別化にはならないんですよね。
元々は世田谷で生まれたブランドなんですが、
お世話になっていた美瑛町に拠点も置いて、
我々の目指す食の世界を表現するブランドを再構築
していこうということを考えて
美瑛の方にお店を出すことを決めました。」
今夜の選曲:LOTTA LOVE / NEIL YOUNG AND CRAZY HORSE