2020年02月27日
3月2日から3月5日は
ファッションデザイナーで、
うるとらはまいデザイン事務所代表の
浜井弘治さんをお迎えします。
1964年山口県 下関生まれ。
85年に文化服装学院を卒業され、
テキスタイルのメーカーを経て、
三宅一生デザイン事務所に入社、
服飾デザイナーとして活躍された後、
独立されて、2006年に故郷・山口に
「うるとら はまいデザイン事務所」を設立、
代表を務めてらっしゃいます。
ファッションデザイナーで、
うるとらはまいデザイン事務所代表の
浜井弘治さんをお迎えします。
1964年山口県 下関生まれ。
85年に文化服装学院を卒業され、
テキスタイルのメーカーを経て、
三宅一生デザイン事務所に入社、
服飾デザイナーとして活躍された後、
独立されて、2006年に故郷・山口に
「うるとら はまいデザイン事務所」を設立、
代表を務めてらっしゃいます。
JAD 日本学術記録株式会社
代表 新井章治さんをお迎えしています。
今年の秋に大エジプト博物館が
できるというニュースを耳にしました。
新井さん「みなさんご存知の三大ピラミッドが
見渡せる場所に、世界最大の博物館。
物を見せるだけではなく、コンベンションホール、
シアター、モールの3つが、一体になった非常に
特徴的な世界最大の博物館がこの秋ぐらい誕生するんです。
いわゆるODAということで、総工費が日本円で
800億円ぐらいを拠出しています。
さらに物を直したりする保存修復センターには、
日本人の技術者を40名ぐらい派遣しています。
これまでツタンカーメンも6500点ぐらい
お墓から発見されているんですが、
発見されるとあったいう間に劣化してしまうんですね。
弱ってしまった物を修復する技術って
今までなかなかなかったんですが、
木の文化の日本には、木を固めるとか
そういう技術を持つ人がたくさんいるので、
そういう方が現地に行って、ツタンカーメンの修復を通して、
自分の技術が評価されると。そういう点でも
日本は高く評価されていると聞いています。」
GEM保存修復センター ツタンカーメン遺物の修復
発掘調査Dr.Zahi
今夜の選曲:PYRAMID / MODERN JAZZ QUARTET
JAD 日本学術記録株式会社
代表 新井章治さんをお迎えします。
エジプトは紀元前の何千年前からあった?
新井さん「ざっくり言うと.、3000年の歴史があります。
3000年の統一の王朝があったんですが、その前に
群雄割拠の時代がもっと長くあるんです。
なので最初のピラミッドが作られた時はもう統一国家。
すごいのが3000年間持続して国を栄えさした。」
「エジプト人というのは非常に日本人に
対して親しみを感じているんですね。今の大統領は
日本式の教育を取り入れないといけないとかいうことを
提唱しているんですね。で、日本科学技術大学というものを
アレクサンドリアの近くに作って、日本の先端科学者たちが、
そこで日本式の科学教育をしているんです。」
GEM 大エジプト博物館 全景
ツタンカーメン調査
ツタンカーメンミイラCTスキャン調査
今夜の選曲:PYRAMID / MODERN JAZZ QUARTET
JAD 日本学術記録株式会社
代表 新井章治さんをお迎えします。
JAD 日本学術記録株式会社について、
他の番組制作会社と違う点と言うと?
新井さん「元々の技術というか、他の会社との違いを
出したいということで、理系の視点で考古学や
学術記録の中に盛り込みたいと。実際にモノづくりをしている
エンジニアとの架け橋になって、そういう人たちとの中で
うまく科学反応が起こるような形を作って行きたいと。
それと日本のエンジニアはとても窮屈な中で仕事を
していますので、彼ら自体の夢が広がるような
番組作りを今後もそのようにやっていきたいなと」。
GEM 大エジプト博物館 全景
GEM保存修復センター ツタンカーメン遺物の修復
今夜の選曲:PYRAMID / DUKE ELLINGTON AND HIS ORCHESTRA
JAD 日本学術記録株式会社
代表 新井章治さんをお迎えします。
1954年東京生まれ、現地 映像技術駐在員として、
エジプトを中心に、東地中海及び中東地域を担当、
1986年に、JAD 日本学術記録株式会社に設立され、
世界の文化遺産や自然遺産の映像制作、
出版、学術記録などを行っていらっしゃいます。
生物海洋学者で、海洋研究開発機構 (JAMSTEC)
主任研究員の千葉早苗さんをお迎えしています。
地球環境問題に関して、民間企業や市民参加が
重要になってくると思いますが、、、
JAMSTECは市民サイエンスも育ている?
千葉さん「試み自体はJAMSTECとしても
新しくてですね。市民サイエンスというか、
今までもアウトレイジという形で、
例えば 沖縄にあるGODACというデータセンターで
お子さんや地元の方とのワークショップ、
八戸のマリエントともコラボしてきました。」
今夜の選曲:WAVE / ANTONIO CARLOS JOBIM
生物海洋学者で、海洋研究開発機構 (JAMSTEC)
主任研究員の千葉早苗さんをお迎えしています。
JAMSTECは昨年、日本 パラオ親善ヨットレースに参加し、
海洋プラスチック調査チームとして千葉さんも乗船されました。
このレースについてご紹介頂けますか?
千葉さん「日本パラオのヨットレースというのは、
日本とパラオの国交25周年を記念して
開催されたヨットレースなんですね。
ヨットレースであるからにはレースが主体なんですが、
レースをするだけでなくて、海に出ていると
海洋汚染が目に付いたりとかする中で、
自分たちでも何かできないかということで、
ヨットレースを機械に海洋研究所とコラボをして、
調査も一緒にできないかという話を
実行委員会の方から持ちかけてきたです。それがきっかけでした。
私たちのマイクロプラスチックサンプラーという機械を
レースに参加しているヨットの一つにつけて頂いたんです。」
今夜の選曲:AGUA DE BEBER / ASTRUD GILBERTO
生物海洋学者で、海洋研究開発機構 (JAMSTEC)
主任研究員の千葉早苗さんをお迎えしています。
日本はプラスチックの汚染度というのは
世界から見るとどれくらいなのでしょうか?
千葉さん「汚染度というか、作る量なんですね。
まず生産量から行くとアメリカに次いで、
世界2位なんです。というのは日本には包む文化が
昔からあるので。日本の方はモラルが良いので、
独断にゴミとか捨てたりしないんですが、
綺麗さとか、きちんとしていることが
逆にアダになっているんです。
日本のプラスチックによる包装というのは、
世界標準から見ると本当に大変なことになって、
生産量を減らさなければ、世界に誇れる状況ではないので。」
今夜の選曲:DESAFINADO / ANTONIO CARLOS JOBIM
生物海洋学者で、海洋研究開発機構 (JAMSTEC)
主任研究員の千葉早苗さんをお迎えしています。
深刻な地球環境問題の一つで
海洋プラスチック汚染がありますが、
ここ近年また注目されていますよね?
千葉さん「ヨーロッパでは、ブルー・プラネットという
BBC制作の番組が取り上げられまして、
プラスチックが海洋生態系に与える影響を毎日のように
報道していたんです。この番組自体は科学番組でありながら、
その年の視聴率No1を取るほどの反響があったんですね。
またその裏の影響としては、中国がヨーロッパや
日本で出たプラスチックゴミを輸入して引き受けて
リサイクル産業としてやっていたんです。
ただそれが次第に立ちいかなくなり、
引き受けたプラスチックによって起こる汚染が酷くなっていきました。
それで中国が外国からプラスチックを引き受けるのをやめまして、
チャイナショックという形で問題になったんですね。
ヨーロッパではプラスチックの流通、製造を減らそうということで、
政治的な動きや法整備が進んでいきました。
もう一つは2015年に国連で持続可能な開発目標を定めまして、
その中の目標のひとつに「海のめぐみを守る」というのがあります。
国際的なトップダウンの問題もあって、
急激にプラスチック問題が浮上してきたというのがあります。」
今夜の選曲:SAMBA DO AVIAO / OS CARIOCAS
生物海洋学者で、海洋研究開発機構 (JAMSTEC)
主任研究員の千葉早苗さんをお迎えします。
神奈川県出身、東京水産大学
(現在の東京海洋大学) 博士課程修了後、
2000年より海洋研究開発機構 JAMSTECで
海洋生態系の変動機構解明に
取り組んでいらっしゃいました。
また、国連環境計画のイギリス
World Conservation Monitoring Centreに
出向し、政策に海洋科学の知見を
反映させる方法を研究していらっしゃいます。
今回のポッドキャスティングは、
2月10日,12日,13日放送分、
森村商事株式会社 顧問の森村俊介さん
森村商事株式会社 顧問の森村俊介さんをお迎えします。
今年の旅の予定などありましてら教えてください。
森村さん「私も1年で70歳になりますので。
ベトナムが仕事では行っていますが、
仕事で行ってはわからない部分も多いで、
ベトナム縦断のツアーがあるので、それで回るのを楽しみにしています。
あとは中国の景色の良い山系のあたりは
まだ行っていないので、秋ぐらいに行けたらなと。」
そんな森村さんが最後に住みたい場所って?
森村さん「住みたい場所は東京以外ないんですけど、
日本以外だったら、アフリカの快適な地がいいんじゃないかと思います!」
今夜の選曲:福は内 鬼は外 / 細野晴臣
森村商事株式会社 顧問の森村俊介さんをお迎えします。
森村さんは、世界で100回のフルマラソンを
完走していらっしゃるそうですが、
何カ国くらい走って100回という数字に?
森村さん「日本がだいたい、7割ぐらいだと思いますが、
海外だとタヒチ、ニューカレドニア…
ただ、海だけ行くのはつまらないですから、
マラソンしながら、(景色を)見るというのも良いものだと思います。
記録のこともありますけど、完走した達成感、
100キロマラソンを完走した時の気持ちはとても最高です。」
今夜の選曲:終りの季節 / KEEPON
森村商事株式会社 顧問の森村俊介さんをお迎えしています。
昨年11月に「続・世界100カ国訪問記
アフリカサファリから世界100回のマラソンまで」が
発売となりました。こちらは続編となりますが、
なぜ続編を出版することに?
森村さん「前回の時は、香港やマカオ、タヒチ、南極などを入れて、
100だったんですが、今回は完全な国だけで100になったので、
改めてということで。あと1番大きな理由としては、
ここまで来て、世界一周したと自信を持って言えるので、
改めて世界中のことを書いた本を出したいなって思って出しました。」
100カ国周るのに、どのくらいかかったのでしょう?
森本さん「20代の頃は外国に行きたいという欲望が
とても強くて30歳までには50カ国は周っておりました。
それからは徐々に周って、だいたい60歳くらいに
100カ国になったかなと。」
今夜の選曲:パーティー / KEEPON
森村商事株式会社 顧問の森村俊介さんをお迎えします。
1951年生まれ、慶應大学経済学部卒業。
87年に森村商事株式会社入社。
代表取締役社長、そして会長職を経て、
現在、顧問でいらっしゃいます。
これまでに世界100カ国を訪問し、
さらに世界で100回のフルマラソンを
完走していらっしゃいます。
今回のポッドキャスティングは、
2月3日から2月6日放送分、
社会福祉法人 東香会 理事長の齋藤紘良さん
社会福祉法人 東香会 理事長の齋藤紘良さんをお迎えしています。
齋藤さんの著書「すべて、こども中心。
しぜんの国保育園から知る、 こどもの
主体性を大切にしながら家族が豊かに暮らす方法」が、
2月28日に発売されます。
齋藤さん「内容は、最初保育のハウツー本でどうだ
ということで、お話を頂いたんですが、
ハウツーにしてしまうと、子育ての答えが
出ちゃうんじゃないかという心配がありまして、
僕自身も子育てに正解は持っていないですし、
正解を出すと不正解が出てきてしまうので、
そういう本にはならないように努めながら、
子どもと大人が集まってくる場所とはどういう
場所なのか、みんながイキイキするには
どうすればいいのかをエッセイとしてまとめた本ですね。」
2月28日に発売
著書「すべて、こども中心。 しぜんの国保育園から知る、
こどもの主体性を大切にしながら家族が豊かに暮らす方法」
齋藤さん所属するバンド COINN
こちらも是非チェックしてみてください。
今夜の選曲:かわいいこ / COINN
社会福祉法人 東香会 理事長の齋藤紘良さんをお迎えしています。
創造性を育む教育方針で、
アートや芸術にも力を入れていらっしゃる?
齋藤さん「アートと言うと大ごとになってしまうので、
私たちの中では表現と言っているんです。
子どたち、0歳からも表現はしていて、
目線がどこにあるとか、泣いてみたりとか、
手を伸ばしてみたりとか、
いろんな表現しているんですね。それを
周りの大人は気づいてあげて、彼は何をしているのかの
意思をしっかり記録して、みんなで分かちあうことが
大事だと思っていて、それが積み上がっていくと
芸術ということに繋がっていくんじゃないかなと思っています。」
今夜の選曲:ピクニック / COINN
社会福祉法人 東香会 理事長の齋藤紘良さんをお迎えしています。
保育園では具体的に
どのような教育をされているのでしょう?
齋藤さん「子どもたちが自分で自分のやりたいことを
見つけていくという時間を多く取っているので、
子どもたちに今日何をやりたいかとか、
どの部屋で遊びたいかとかを聞いていくんです。
そうすると一つ、ひとつの部屋に特徴が出るんです。
アトリエの部屋、建築の部屋、音楽の部屋、
ごっこの部屋、図書室、光の部屋、研究…
こういったようにいろんな部屋が散りばめられていまして、
自分が行きたい、こういうことがしたいと思いながら、
選択していく授業をしています。」
今夜の選曲:おどってうたって / COINN
社会福祉法人 東香会 理事長の齋藤紘良さんをお迎えしています。
町田のしぜんの国保育園は
今年で何年目になるのでしょう?
齋藤さん「40周年になります。子どもたちは162名います。
ちょっと変わっているのが建っている場所でして、
谷に建っているので、谷戸と呼んでいるんですが、
その谷戸の斜面に建っている建物なので、
入ると1階、徐々に下っていくすがら保育室があって、
最終的には園庭にたどり着くという、非常に地形的に
面白い場所に建っているのが特徴なんですね。
自然豊かな環境にあるというのは確かなんですが、
子どもたちも大人たちもその場所に来ると自然体になれるのが、
一つのメソッドというか、理念の含まれています。
自然の中で、特別なメゾットを使わずに自分たちの
保育をどう作っていくことを毎日考えていく、
そういうことを実践しています。」
今夜の選曲:冬のにおい / COINN