2020年03月30日
負けず嫌い2人によるラグビー論、精神論
元ラグビー日本代表 大畑大介さんと、
車いすラグビー日本代表 池崎大輔さんをお迎えしています。
お二人は年齢も同世代。大畑さんが1975年生まれ。
池崎さんが1978年生まれです。
アスリートは負けず嫌いが多いとか言いますが…。
大畑「いや、もう池崎さんはすごいですよ。
負けず嫌いですよ、めちゃめちゃ」
池崎「いやいや、僕はもう負けず嫌いですよ。
だって負けるのってかっこ悪いじゃないですか。
しかも、今日だってすごくテンション上げてきてはいるんですけど、
なんせ大畑さんがいるんで。なんでかというと、
以前、負けてるんです、勝負して。」
池崎「車いすスラロームとか。そういうあの、番組ですね。
それで負けてるんですよ。その悔しさが湧いて出てきて、
あんまり顔見れないです。好きですよ、大畑さんは大好きですよ。」
大畑「4年前に番組で一緒させてもらったときに、
どれだけすごいんだって話をしてたときに、
一応服も元アスリートとしてね、
勝負させていただいたんですけど、
ハンディマッチで一度やったときに、
結構あっさり勝ってしまったんですよ。
これちょっと良くないなと、
ハンディを短くしてやったときに、
大体そういうとき負けるじゃないですか。
でも、僕そんな空気読まないから…
また勝ったんですよ。その時の池崎さんの悔しそうな顔。
まぁでもね、僕は思ったんですよ。
あの時にあの悔しい顔をしたからこそ、
リオでメダルに届いたなぁと思ったんですよね。
だから、間違いなくリオでの活躍の、
一端は僕のおかげかなって(笑)」
池崎「いやーもう、それは間違いなく、その力は大きいですよ。
それだけの悔しさをバネにっていうところで」
大畑「だから、それがあった後、
数年前に、丸の内でイベントしたんですよ。
いろんな方に来てもらったときに、
パラスポーツのアスリートのすごさみたいな、
コーナーがあって、僕がまぁ車椅子に乗ってたときに、
池崎さんがウィールチェアーラグビーの
タックルの凄さどのくらいなんだって、
皆さんにみてもらうときに池崎さんは
その悔しさがあるので、僕を指名して、
僕に本気で当たってきたんですよ。
びっくりしましたね。飛んでいくと思いました。」
池崎「そこはやっぱり自分の力を全てぶつけなきゃいけないので…
でも、まだ晴れてないです’(笑)」