2020年03月17日
著書『わたしたち、 海でヘンタイするんです』
岸壁幼魚採集家の鈴木香里武さんをお迎えしています。
鈴木さんの著書『わたしたち、
海でヘンタイするんです』こちらは?
鈴木「小さいお子さんにも楽しんでもらうために、
イラストの要素をすごく大事にしています。
友永たろ先生という僕の大好きな
イラストレーターさんが書いてくださっています。
変態ということで、魚の成長過程を追っていくんですが、
この瞬間! みたいな写真ってそんなになかったりするんですよね。
そういう幼少期の姿だったりとかを、
わかりやすく図解するっていうところを
すごく大事にしているので、オールカラーにしています。」
この本で、一番の変態ぶりはなんですかね?
鈴木「身近な生き物で意外と知られてないミズクラゲですね
クラゲっていうと、フワフワ漂っているような
イメージがあるんですけど、幼少期のクラゲの
一番最初は卵みたいに蠢く。1ミリないくらいのサイズで、
最初は卵みたいなものが蠢いていまして、
それが、岩にくっ付くと植物みたいに生えるんですね。
ポリプって呼ばれるものが生えてくると、
小さい頃のクラゲが岩から生えてるってこと
自体もあんまり知られてないんですけど、
そのポリプっていうものが、クローンを増やして
それがあのある日、動き始めるんですね。
先っちょのポコっと取れたものが泳ぎ始めるっていう。
物凄い進化…変態をしていくんですね。」
ミズクラゲ
岸壁採集の様子
今夜の選曲:GROOVIN' / YOUNG RASCALS