2020年03月19日
広がる海洋プラスティック問題、鈴木流のゴミ取集とは?
岸壁幼魚採集家の鈴木香里武さんをお迎えしています。
現在、海洋プラスティック汚染が問題になっていますが、
鈴木さんがこれに関して何か活動を?
鈴木「やっぱり漁港にいると、年々ゴミが増えてるのって、
如実に感じます。悲しいな、って思う一方で、
普段トークイベントなんかで
お話しさせて頂いているのがゴミは拾いましょうと。
(僕の場合は)網持ってるんで拾いやすいのが
大前提なんですけど、ゴミを拾うことが目的というよりも
僕はやっぱ魚が好きなので、幼魚をとりたいんです。
幼魚をとるためには、手っ取り早いのがゴミごとすくうことなんです。
というのはやっぱり幼魚たちって
何かに身を寄せて隠れていることが多いんですね。
海藻が流れてれば、海藻にくっつくんですけども、
海藻がない時期なんかゴミに、寄り添って身を隠してるんです。
なので、ゴミもある種彼らにとっては隠れ家になってる。
そのゴミを網ですくえば、同時に幼魚を観察することができるですね。
そんな感じで、目標をゴミではなくて、
その先に一つ置いておくことで、すごくその観察と
ゴミの回収が楽しくなってくるなと思います。」
今夜の選曲:WHAT IS THE REASON / YOUNG RASCALS