2020年04月02日
昨年、日本を賑わせた「ONE TEAM」。選手の目から見た、“チーム”という組織とは?
元ラグビー日本代表 大畑大介さんと、
車いすラグビー日本代表 池崎大輔さんをお迎えしています。
昨年から言われている『ONE TEAM』について。
大畑「組織って一つのことを達成させるために、
しっかりとした明確な目標がないとダメだと思うんですね。
その目標に対し、全員が同じ温度感でできるかは別だと思う。
だけど、やはりそれぞれが自分の中で、自分の価値を見出しながら、
自分ができることに対して、100%全うできるかだと思います。
そのことによって、同じベクトルを向いて、
そのチームが一つ広がっていくということになると思うんですね
そういったところが『ONE TEAM』として皆さんに
受け入れられたことだと思います。
またラグビーはエースや4番の集まりだけじゃない。
一般的にスポーツのトップ選手、その組織というのは、
全てに置いてトップの選手が集まってると思われがちですが、
ラグビーの場合はそうじゃないんです。
確かに素晴らしい能力のある選手もいますが、
その周りにどういった選手がいるかによって、
チームの構成は変わっていくんですね。
その中で、自分が何のために、誰のために、
チームのためにって思いが、一番重要なことになってきます。
そういったことが出来たからこそ、素晴らしい結果に
繋がったんだと思います、自分たちの中で、社会の中で
どういったとこに置かれているかって、それぞれあると思います。
そういったものに自分を投影できたのが、ラグビーにはあったと思いますね。