2020年04月01日
車いすラグビーの発祥は? その魅力と普及活動
元ラグビー日本代表 大畑大介さんと、
車いすラグビー日本代表 池崎大輔さんをお迎えしています。
車椅子ラグビーはマーダーボールと呼ばれているくらい、
激しいスポーツなんですけど、これはどの国で誰が発案?
池崎さん「1977年で僕の生まれる一年前の
43年前にカナダの方で作られた競技なんです。
障がいの重い人にも、スポーツをやる機会を与えよう、
何かスポーツを作ろうっていうので生まれたのが、
この車椅子ラグビーなんです。でもやってる人は、
両手両足に障がいがあって、障がいの重い人たちなんですけど、
競技を見てみると、一番車椅子の競技の中で激しい競技ではあるんです。
そこにはいろんな意味があるんですけども、
車いす同士のぶつかり合いっていうのは、激しい転倒もある。
その激しさからマーダーボールという名前がつきました。」
三菱商事の障害者スポーツ支援プロジェクト
『DREAM AS ONE』は、障がい者スポーツの理解や
認知度を高めるために様々な活動を行っています。
池崎さんはサポーターとして参加されていますが、どんな思いが?
池崎さん「一番僕がすごいなと思うのは、パラアスリートと、
オリンピアンとパラリンピアンの違いってスタートが違うんです。
そのために、障がい児がパラスポーツを小さいうちから体験する。
スポーツっていう人生もあるんだよって、
そこの出会いと気づきときっかけを作るイベントをしているんです。
ターゲットを小学生とかに向けてやっていまして、
小さいうちからスポーツに関わってもらう。
そして、大きくなったときに、もっと早い段階でパラスリートとして、
世界に挑戦できる力を付けてもらう。
そういうのをやっていきたいなと思っています」