2020年05月19日

『起業家の勇気 USEN宇野康秀とベンチャーの興亡』のお話から、時代の寵児と呼ばれる経営者とは?

ノンフィクション作家・児玉博さんをゲストにお迎えしています。
▷最新著書『起業家の勇気 USEN宇野康秀とベンチャーの興亡』

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※今回はリモートでのご出演になります。

小黒「本の帯に「ヒルズ族の兄貴分と呼ばれた男」と
書かれているんですけど、
年齢も宇野さんの方が上なんですか?」
児玉「ヒルズ族と言われる、堀江貴文さんとか、藤田晋さんとかは、
ある意味才覚があれば、一夜にして億万長者になれるというのを
体現された人たちなんですが、宇野さんはそれより前の世代なんですよね。
宇野さんの時代は簡単には上場させてもらえない時代だった。
堀江さんや藤田さんが才覚で、一夜にして、赤字会社でも
上場できるぞっていう環境とは、丸っ切り違いました。
その辺が世代としても上になりますし、企業の見る視線、
社員を見る視線っていうのはちょっと違うのかなと思います。」

児玉「奇しくも、本が出たのが4月10日だったんですが、
まさにコロナウイルスで企業の活動が止まり、
社会活動が止まっているところで。
宇野さんって男前でスマートな印象とは裏腹に、
経営者としては逆境の連続。
そういう方の本を4月10日に出せた。

宇野さん自身も
『自分が苦難を乗り越えてきて、
今なんとかやらせてもらってる。
そうした、ささやかな経験や体験を、
多くの企業が苦境に立っている今、
伝えることができるのは本当にこの本の運命かもしれません。』
『この経験を1人でも多くのベンチャーの方に伝えることができれば』
と非常に好意的に取っていただけました。」

今夜の選曲… SUBTERRANEAN HOMESICK BLUES / BOB DYLAN

staff| 20:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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