2020年06月16日
新刊「日本経済予言の書」から、2020年代の日本に降りかかる予言とは?
百年コンサルティング株式会社代表取締役、
鈴木貴博さんをお迎えしています。
--6月19日に発売される鈴木さんの
新刊「日本経済予言の書」について伺います。
鈴木「2020年代っていうのは、元々オリンピックで
希望の年として始まる10年間だと思ってたんですが、
実は日本に降りかかる災難って多いのでは…
ということで書いていたら、原稿が書き上がる直前に
コロナショックが起きて発売も延期になりました。
コロナも含めて7つのショックが日本を襲うという
未来予測も含めてまとめた本になっています。
中でも私が重要だと思っているのは
気候変動ショックですね。例えばこの夏、
特に気をつけなきゃいけないのは、熱中症。
統計を見ればわかるんですが、2010年代に入って
年間多い年で1500人くらいの方が亡くなっている。
この夏、マスクをして外出していると熱中症の
リスクが上がると、認識していかないと(いけない)…
コロナだけがショックではないんだと。」
--暗号通貨とは?
鈴木「いよいよ日本もデジタル円について、
議論を始めるというんです。
でも、技術的に難しくて課題が多い。
業界用語で、
『デジタルトランスフォーメーション』と
言いまして、全ての仕組みをデジタルに
変えてしまえば、スッとできるんです。
日本の場合は、途中に担当者が
画面を見てチェックするみたいな
工程があるので時間がかかっている。
一方で、中国はIT化がすごく進んでますよ。
既存の仕組みとか気にしていないし、とりあえず
やってみて、訴訟が起きるくらいの問題が起きたら
そこから考えるという国なので、
ポジティブな意味で言うと変化がとっても早いです。」
今夜の選曲… IT'S ALRIGHT FOR YOU / POLICE