2020年06月02日
島の体験プログラム「海賊の学校」とは…?
株式会社「空と海」代表、兼頭一司さんをお迎えしています。
「せとうちHolics」
兼頭さんは今は新しい会社『空と海』で「海賊の学校」という
プロジェクトを実施しています。
兼頭「瀬戸内海は村上水軍という、
海賊の大拠点だったエリアです。
村上水軍は瀬戸内海を機能させてきた、
知恵の塊であり、技の塊…
あるいは、命の危険と
隣り合わせで生きてきた、胆力の塊…
本当に生きる力の塊だったので、
今こそ、まさにその生きる知恵とか力が必要だと思って、
昔の海賊にあやかって「海賊の学校」と名付けました。
海賊の末裔たる島の人たちを先生に、
暮らしの中での知恵や力を体験してもらう
プロジェクトになっています。
いろんな島の達人たちを〇〇の海賊と呼んで…
例えば、みかんを育てている農家さんがいれば、
みかんの海賊と言ってみかん狩りやみかんについて
教えてもらったり、
ジャム作りが得意なおばちゃんにはジャムの海賊と呼んで、
ジャムを作る体験をしてもらったり、
いろんな島の体験をしてもらうのが海賊の学校です。」
小黒「生徒さんは県外から招くんですか?」
兼頭「主に島の外から呼んでいます。
家族連れの場合もあれば、子供たちだけということも。
あるいは企業研修として、 企業の皆さんにきてもらったり、
海外から観光ということで日本の島の暮らしを体験してもらう
ということもやってきました。」
兼頭「『海賊の学校』は参加料という形で
幾ばくかのお金をいただいています。
いろんな仕事をいろんな人にやってもらいながら、
どちらかというと、僕が島でいただいた豊かな体験を
そこでみんなにお裾分けしているというか、
儲けるための仕事ではないような気がしますね。」
今夜の選曲… MOTHER NATURE'S SON / SHERYL CROW