2020年06月29日
これまでのサッカー人生と、アフリカ・ザンビアに渡るきっかけとは?
プロサッカー選手でNPO法人「Pass on」代表理事の中町公祐さんをお迎えしています。
――中町さんは高校卒業後に、湘南ベルマーレに入団。
その後、慶応義塾大学に入学され、2シーズン大学でプレー。
そこから、アビスパ福岡、横浜F・マリノスで活躍され、
昨年、アフリカのザンビアのZESCOユナイテッドFCに移籍されています。
中町「そのチームごとに、色々な目標がある中で、
個人的な目標というか、成長する自分の感覚というのが
ありまして…特に僕は最初に、湘南ベルマーレで
戦力外通告になった後、アマチュアの慶應義塾大学の
サッカー部に入って、プロに戻ったという経歴なので。
アビスパ福岡も当時J2でしたし、そこからJ1の
横浜F・マリノスにあがっていったって形です。
他の選手よりは紆余曲折ある方だと思います笑。
――ザンビアがどんな国なのかお聞きしました。
中町「南アフリカ南部の国で、世界三大瀑布の一つ、
ビクトリア・フォールズのある国というのが一番
わかりやすいですね。産業としては、農業の他に
銅があります、昔は日本にも輸出していました。」
――どういった縁で、このザンビアへ?
中町「そもそも2014年、横浜F・マリノスに在籍
していたころから、試合に勝つごとに、
サッカーボールを5球アフリカに送るという活動を
知人のNPO法人を介してやっていました。
そんな中で、前回のロシアW杯のオフ期間で
初めてアフリカのガーナに渡って、
NPO法人の活動も現地に寄り添っての活動が
必要だと思いました。
あと、ガーナに実際にいってみて、
案外住めるなと思うほど安全だったので、
それで実感が湧いて、まずはジンバブエに人を
いかせました。
ご存知の通り、ジンバブエって結構経済が
安定しないということで、その一個上のザンビア
に知り合いがいたので、そこでチームを探した
という流れでした。」
小黒「食べ物は困りませんでしたか?」
中町「困らなかったです。元々、あんまり
気にするタイプじゃなかったんですけどね。
ザンビアの『シマ』というトウモロコシの粉を
練って蒸した主食があるんですが、全然問題なく
食べていました。逆にZESCOのチームスタッフが、
「シマを食べないとお前は強くなれない!」と
体育会系のノリが来たので週1、2は食べますね。」
今夜の選曲… BETTER LUCK NEXT TIME / JOHN PIZZARELLI