2020年07月27日
廃棄物を再利用したゴミ袋「FUROSHIKI」のお話を中心に伺っていきます。
株式会社サティスファクトリー、代表取締役会長
小松武司さんをお迎えしています。
――まず、株式会社サティスファクトリーの環境問題の
解決事業のひとつ、「廃棄物のマネージメント」
あらためて どういった事業なのでしょうか?
小松「いろんな企業全て、活動しているとゴミが出ます。
全てのゴミを適正に処理しているかというと、そうではない。
わからないのに、普通に処理してしまっている。
それを企業が今、環境問題やリサイクルなどに、
取り組もうと思っても、専門的な領域なので、
ほとんどできない。また、コストも削減していかないと、
コスト負担だけが嵩んでいっても仕方がない。
それを、サティスファクトリーが、
マネージメントするという役割を持っています。」
――7月1日からレジ袋が有料化になりました。
小松さんから見て、どうお考えですか?
小松「レジ袋の有料化自体はやるべきだと思っています。
ただ、エコバックを20個とか持つのは違うと
当然思っていて。それ以外にも、
有料化を無料にする政策もありますよね。
バイオプラスチックなのか、混合型にしているのか、
それが植物性由来なのかとか、生分解性のものを
25%以上混ぜれば無料でプレゼントできる、
となっていますが、
これは混ざっているだけですからね。
1000年経って分解しないプラスチックが、
25%混ぜているから、25%の年数が減るという
話ではない。分解しないで残り続けるので
海洋プラスティック問題は解決しないですよね。
化石燃料を使っているプラスチックがその分、
残っている。75%が新しい原料で作られている。
それは環境的にもいい話ではない。
有料化は徹底的にして、本当は百円でも取っちゃえばいいんです。」
今夜の選曲… COMMA / SAM PREKOP