2020年07月02日
支援のその先と、今後の目標について伺います。
プロサッカー選手でNPO法人「Pass on」代表理事の中町公祐さんをお迎えしています。
――アフリカの貧困地域へも行かれている中町さん。
その状況を見てどういった支援が必要なのか、
伺いました。
中町「難しい質問ですね笑。
教育の支援と、物資の支援…
それらをバランスよく行かなくちゃ
いけないなと思っています。
ただ、僕も一生アフリカにいられるわけでは
ないので、今考えている中では、
成功例を作る。
こういうことをしたら、こういうことが
できるんだよ、という前例…
トップの人間を作ることによって、
下が底上げができるかと思っていて。
というのも、ボールを配りに
行った時に、子供たちの将来の夢を聞いたら、
ほとんどの子供が『夢がない』と答えたんです。
ザンビアに行って思ったのは、
『夢をもつ裕福さ』もある。
日本だったら、サッカー選手になりたい、
で、サッカー選手がダメだったら弁護士に
なりたい…と夢ってスライドができる。
でも、僕のいるザンビアは夢というものがない。
それは身近に成功例がないからだと思うので、
それを作ってあげたいと思っています。」
今夜の選曲… IT'S ONLY A PAPER MOON / JOHN PIZZARELLI