2020年07月23日
会津と東京の、二拠点生活しています…というお話です。
絵本作家でイラストレーターの松本春野さんをお迎えしています。
――松本さんは、会津と東京の2拠点生活をされています。
松本「地方でバブルの頃に建てられた別荘なんかが、
だいぶ値段が下がってきて、ローン組まなくても買える
ようなお家も結構あるんです。
会津に住もうと思ったきっかけは、
東日本大震災の時に、福島の絵本を作ったんです。
※岩崎書店『ふくしまからきた子』
最初は思い込みの部分も多く、
原発事故の衝撃もあり、負の側面ばかりを
追いかけてたんですが、取材の中でだんだん
被災地だった場所が被災地でなくなっていく
過程や、放射能などの科学的な理解も深まって
シリーズで絵本を作るようになったんです。
私が子供の頃に長野県黒姫という場所に、
いわさきちひろが残した山荘があって、
夏はそこで過ごしていたんです。
側には野尻湖もあり、山もあり、スキー場もあり、
そうした時の思い出が猪苗代に行った時に、
蘇ってきたので『こういう場所で仕事が、
できたらいいな』と思ったんです。
今夜の選曲… LET ME BE THE ONE / CARPENTERS