2020年07月30日

環境問題の認識と一歩踏み出す難しさ…というお話です。

株式会社サティスファクトリー、代表取締役会長
小松武司さんをお迎えしています。

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--小松さんがサティスファクトリーを作られたのは、
1996年の11月。今年で24年になります。
一般の方の環境問題に対する意識の変化などは
ありましたか?

小松「みんなほんと知識を持っていますよね。
知識だと僕より持っているけど、解決への一歩を
踏むことが出来ずにフラストレーションを
溜めていらっしゃる方は非常に多い。
その一歩を踏んでもらうことが重要だというのは、
わかっていると思うんですが、自分のプライベートな
生活で少し変えてみたり、ミニマリストのように
生活を簡素にして過ごしている方は多いですよね。
でも、他の人への影響を与えるようなモデルは
極めて少ない気がしています。そこを大事にして、
先鞭を切ったという感覚はありますね。」

小黒「聴けば聴くほど、ゴミ処理のマネージメントから、
企業の課題解決まで出来そうな会社になってますね。」
小松「本当に色々やらせてもらっています。
中に入って、廃棄物を見させてもらうと、
いろいろなことがわかります。
これだけ、リサイクルって言われている
世の中なのに、リサイクルから置き去りに
されたような素材が山のようにある。
『リサイクルすると安くなるんでしょ?』
みたいな誤解もある。リサイクルって、
企業が払わなきゃいけないコストであって、
安くなるからやる物ではない。
未来に払うべきコストを今、やっておこう、
ということをしっかりやると。」

――小松さんはSDGsについて、どうお考えですか?

小松「幅は広いですが、全部正論ですよね。
正論なのでみんなやりたいし、これは
正しいねとしか言いようがない。
だけど、一歩、打てる手を誰かが
考えていかないといけない。
その手を、1人ずつ…1社ずつが考えていく。
自分のできることをやるというのが、
重要じゃないですかね。」

staff| 20:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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