2020年08月31日
ひとりひとりの気持ちのデザインを目指すピープルデザイン研究所とは?
NPO法人ピープルデザイン研究所代表理事の須藤シンジさんをお迎えしています。
須藤さん「2000年に独立して、
企画コンサルの会社…『フジヤマストア』を
立ち上げ、今日に至っています。
辞めたきっかけというのは、次男がハンディキャップを
持って生まれたことがきっかけで、
ハンディがあってもなくても、
混ざっている社会ができたらいいなと思ったんです。
そんな世の中をデザインとファッションで、
メッセージしていこうというプロジェクトが、
『ネクスタイド・エヴォリューション』です。
そのアクションのちょうど10年目になった2012年に、
渋谷の街を媒体に、混ざっていく、多様である事の
ワクワク感を発信していきたいということで、
ピープルデザイン研究所というNPO法人を
立ち上げました。」
――ピープルデザイン研究所の活動とは?
須藤さん「優しいという前提って、
ゼロよりも下にあって、可哀想っていうのを
入り口に置きそうだと思うんです。
でも、僕らは優しくしようとは思ってない。
違ってていいんです。
違いがある状況こそが、エリアとか場、地域として
持続可能性が高まっていくと思っています。
教科書で学ぶよりも、直感的に感じられる…
違うやつがいてもいい、という感覚を次世代へと
発信していく活動を続けています。」
須藤さん「“違い”のある人が混ざっていこうと、
考えのもと、その“違い”をマイノリティとして定義し、
5つの種類にカテゴライズしています。
障がい者、
LGBTQ、
子育て中のお母さん、
認知症をコアにした高齢者、
そして、外国人
これらの人が直面している、
なかなか解決に至ってない困りことを、
いかにワクワクドキドキ
させながら、解決していくかを実践していく。
プレイヤーたちの集団みたいなものですね。」
今夜の選曲… THIS ONE / ROOS JONKER/DEAN TIPPET