2020年08月13日
農林水産省が推進する農業女子プロジェクトと、6次産業について伺います。
ROSE LABO株式会社代表取締役・田中綾華さんをお迎えしています。
田中さんは農林水産省が推進している
「農業女子プロジェクト」のメンバーです。
具体的にメンバーになると、どのような
サポートが得られるのでしょうか
田中「頻繁に勉強会が開かれていて、
例えば、農業って丼勘定になりがちなんですが、
銀行の方がセミナーを開いてくださったり、
農家で一番重要なのが販促品などのPOP。
そうしたデザインの勉強をさせてもらったりと、
色々なサポートをしてもらっています。
今、農業に異業種の方が入ってきていて、
いい化学反応が生まれているなと体感しています。
また、若手の方や、女性の方が増えてきているので、
また新しい農家の形が生まれるんじゃないかと
期待しています。」
ーー田中さんのように、生産者が加工販売まで行う
「6次産業」と呼ばれる形態についても伺いました。
田中「周りの農家さんたちも6次産業に着手している
方が増えてきています。
6次産業の最大のメリットは価格を自分たちで決定できる。
あと、お客様から直接『ありがとう』と
言っていただける。普段あんまり言っていただけない業種
なんですが、自分たちで販売することで、そうした言葉を
かけていただきモチベーションが上がって、
毎日の栽培も頑張ることができています。」