2020年10月05日
世界遺産でのウェディング…本業である婚礼事業について伺います。
一般社団法人、日本ノハム協会代表理事の神田尚子さんをお迎えしています。
まず、タガヤへに入社するきっかけは?
神田さん「当時は婚礼和装ということで、
結婚式の貸衣装を扱っていました。
家族経営で、創業者のお姉さんが営業部長、
そのご主人が営業で、パートが2、3人いるという
会社でした。」
年商を2億から30億にまで18年で
引き上げたそうですが、どんなことを?
神田さん「婚礼衣装というのは、旧態依然と
した感じでパートさんがお母さん目線で
接客するという形が全国的でした。
その決定権がお嫁さん本人に変わった時に、
衣装係からスタイリストって名前に変えたんです。
スタッフに全員インカムをつけさせて、
美容師さんにサロンを任せて
いかにもできる風のスタイリスト、
という形に発展させたのが第一歩になります。
2002年から自分たちで結婚式場を、
京都、大阪、神戸に建てました。
私たちは衣装屋なので、チャペルにしたんです。
創業者が偉かったのは、結婚式は先々なくなると
予想を立てていたので小さい土地を買い上げて、
結婚式場にする。そうすると減価償却的に、
分岐点がどんどん下がっていって、
件数が下がっても社員を露頭に迷わせることがない。
ブライダル総合カンパニー、
その内部も全部内省化したんです。
料理、花、写真、メイクやキャンドルまで作りました。」
今夜の選曲… 3 GYMNOPEDIES / BILL QUIST