2020年10月20日
シングルマザーの就労状況と教育費の問題、そして食の支援。
NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむの理事長、赤石千衣子さんをお迎えしています。
※リモートでのご出演です。
――シングルマザーの現状とは…?
赤石さん「結婚したとき、または出産の時に
仕事をお辞めになるお母さんってまだまだ多いんです。
離婚しそうになったときに、もう一度就労し始めるので、
子供がいてお仕事するとなるとパート・アルバイトで
仕事をする人が多いです。
そういう人たちの平均年間就労収入は133万円と言われています。」
小黒「お子さんの教育費も出さなくてはいけないですよね」
赤石さん「日本の場合、教育費はその家庭の自己負担
という発想が強くてそれが非常に大きな問題だと言われています。
去年、消費税を上げると同時に高等教育と幼児教育の
無償化がされたので若干改善されています。」
――『しんぐるまざぁず・ふぉーらむ』のサポートについて伺いました。
赤石さん「今、メールマガジンの会員が6000人ほどいます。
コロナで生活が苦しくなっている家庭に食品の支援を行っていますが
2100世帯…約5000人以上の親子に支援を行っています。」
小黒「この支援の資金はどうされてるんですか?」
赤石さん「私たちもどうしよう、と思っていました。
3月に1000世帯以上の方に5キロのお米を送ったのですが、
そうした活動をメディアで取り上げて頂いて、企業の方…
三菱商事さん含め、様々な所からのご寄付をいただきました。
1回、2000世帯に(食品を)送ると1000万円かかってしまうので、
何とかご支援をやれている状況です。」
今夜の選曲… HOLD IT / KENNY RICE & LEO’S FIVE