2020年11月11日
「錦鯉」との出会い、そして、世界のマーケットへというお話です。
株式会社ILI 代表取締役で、ビジネス・プロデューサーの
杉山大輔さんをお迎えしています。
――杉山さんは2015年に、錦鯉の養殖の
トータルサポート会社『CYCLO』を立ち上げていらっしゃいます。
錦鯉のビジネスを始めるきっかけとは?
杉山さん「僕の最初の本の読者が錦鯉のブリーダーで。
『杉山さん、錦鯉に興味ありますか?』って言われて、
はいあります、って話なったら錦鯉を送ってくださったんです。
家で金魚を買っていたのもあるんですけど、錦鯉は金魚を
飼えるんだったら飼えますよという話だったので、
3匹の錦鯉が我が家に届きました。
飼い始めると色々なことが分かるようになってきて、
その後で、盆栽とか錦鯉もそうなんですが、
海外から注目されている部分がすごくありまして。
自分自身がビジネスプロデューサーとしてやっている
メインの仕事が日本の良いサービスや商品を海外に出したり、
海外の企業が日本に来たい時に翻訳してきちんと
ビジネスプロデュースするということをずっとやっています。
錦鯉で新しいビジネスが起こるんじゃないかなと思って
立ち上げたのが『CYCLO』になります。」
杉山さん「錦鯉って日本人の中でも知らない人が多いんです。
元々は黒い鯉で、食用に作られていたんですよね。昔、鯉が
卵を産んだ時に白いのや赤いのが出てきて、掛け合わせてきた。
逆にいうと劣性遺伝ですよね。
今度、僕は石川の方に行って、池に入っている鯉を池上げするんです。
ハウスに入れて10月から4月まで品評会があって、
…一番高い錦鯉が2億300万で取引されたりもしています。
今度僕は、北陸エリアで行われる品評会に参加するんですが、
勝つと全国大会に進めるんです。
昔は鯉を持ち寄って自慢大会だったんですが、そこから
品評会になって世界が注目するようになっています。
――現在の錦鯉のマーケットは海外の方が大きい?
杉山さん「海外の方が大きいです。
国内の売り上げよりも海外への輸出の方が大きいという
形になっていて、外に輸出するということが強みになっています。」
今夜の選曲… LET'S DO IT / DELLA REESE