2020年11月26日
太く長い企業へ・・・様々な環境問題への取り組みとは?
高島リボン株式会社・専務取締役、高島祥彰さんをお迎えしています。
ーー高島リボンでは、地元福井大学と共同して、
コンポストの研究に取り組まれています。
高島さん「リボンを製造する過程において、
必ず製造廃材というものが出てきてしまいます。
今まではそれらをゴミに出して燃やしてしまって、
いたのですが、性分解性のある素材においては、
土に返そうと。
福井大学に協力をお願いして、その素材にあった
湿度温度・バクテリアなどの研究を行っています。」
小黒「捨てる廃材を分解して、肥料にしてもらうってことかな。
今、福井県のリボン会社ではこうした取り組みを
行っているのは、多数派なの?」
高島さん「まだ、あまり聞かないですね。」
小黒「じゃあ、胸を張ってどんどん仲間を
増やしていってくださいよ」
ほかにもリボンの廃材を活用しシュシュを作られたりもしています。
ーーリボンのメーカーとして、
これまで以上に環境への取り組みをやらなくては
いけないと感じているのは、社会の流れだけじゃなく
会社のためでもあると?
高島さん「そうですね。社会的環境にも配慮した
取り組み…CSR活動というものは今までリターンが
少ないと言われてきていたんですが、
今の時代はモノに溢れている。だからこそ、
必要になってくると私は思っています。
このような取り組みを行い、ストーリーを
作ることで、商品の付加価値づくり…
そして、社員のモチベーションにもつながり、
太く長い企業になっていくんじゃないかなと思っています。」