2020年12月14日

日本全国に伝わる「しめかざり」の研究と収集、展覧会のお話など…たっぷりと伺います。

グラフィックデザイナー・森須磨子さんをお迎えしています。

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ーー森さんが企画制作された展覧会「渦巻く智恵 未来の民具 しめかざり展」が 
三軒茶屋キャロットタワーの生活工房ギャラリーにて開催中です。

森さん「最初は、お正月っていつくるんだろう、
という疑問があって、元旦の朝を開けたらなのかな
と思っていたら、大晦日の日が暮れてからなんですね。
そこから、歳神様が降りてくるということで、
その歳神様は玄関先のしめ飾りを、夜の月明かりで
見ているんだろうなと。
そんな、イメージを展覧会で再現できないかと思い、
今回、暗い部屋でしめ飾りを展示して。
尚且つ、キャプションも説明もなく、ただしめ飾りが
月明かりで照らされているような感覚を体験して
いただきたくてそのような部屋にしてみました。」

――そもそも。しめ飾りの由来とは?
森さん「元々は、年男と呼ばれる家の家長が作るもの
だったんです。職人さんや神主さんが作るのではなく、
家で、自分のために…特に昔は農家が多かったから、
自分の田んぼでとれた藁を使って、歳神様をお迎え
するために作るものなんです。」

今週の選曲… WALKING VIBRATION / 細野晴臣

staff| 20:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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