2021年01月19日
カツオ節の製造と自社のブランド「イブシギン」について伺います。
株式会社オリッジ、代表取締役・地島昇平さんをお迎えしています。
※リモートでのご出演です。
ーーオリッジのブランド名『イブシギン』について
伺いました。
地島さん「鰹節を作る人たちが”焚納屋”と言う
場所で作業するので燻される、というところから
来ているのと、”いぶし銀”という言葉が
見てくれはそんなに良くないかもしれないけど、
中身はしっかりしているという意味があったので、
そこから来ています。
イブシギンに関しては世界に広めたいと
思っています。今現在も、ベトナム、香港、台湾には、
輸出しています。大体5年前にこのブランドを
立ち上げてから、今ようやくここまで
たどり着いた感じです。」
ーー地島さんは子供たちへの味覚教育も
行っています。
地島さん「もともと、このイブシギンの
自然だしを作った理由が、自分の子供が生まれた時に、
離乳食して使える出汁が、添加物だらけのものしか
周りになくて。なので、鰹節屋として
自分で作らなくてはと思い作ったのがきっかけです。
出汁パックでは離乳食に向かない理由もあり、
粉末の形で商品化しました、
味育教育としては、指宿市の鰹節屋の集まりが
あるのですが、若手だったので近隣の小学校で
鰹節を削ってもらう体験を行ったり、
食べてもらう活動をしています。
少し意地悪なのですが、親子に本だしと
かつおだしをどちらも飲んでいただいて、
『どちらが美味しいですか?』と質問します。
お母さんたちが本だしの方が美味しいというんですが、
子供たちは鰹節と昆布から作った出汁の方が
美味しいというんです。
子供たちが一番素材の良さが分かっている、
というのは体験させられています。」
今夜の選曲… 50 WAYS TO LEAVE YOUR LOVER / PAUL SIMON