2021年02月09日

義肢装具をアフリカへ!現地で活動する日本人女性義肢装具士ルダシングワ真美さんについても伺います。

株式会社小原工業代表取締役社長、秋山七奈子さんをお迎えしています。

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※リモートでのご出演です。

ーー小原工業では、本社の社屋を建て替えられていて、
その過程で出てきた製品をルワンダに寄付されようとしたと
お聞きました。

秋山さん「ルワンダに日本人の義肢装具師で
ルダシングワ真美さんという方がいらっしゃいまして、
彼女が義肢製作所を作るときに先代が協力をしました。
そうしたこともあって、彼女が日本にきたときに、
私たちに相談に来られました。ちょうど、
本社の建て替えの最中だったので、
たくさんの在庫がある倉庫を見て彼女が
『宝の山だ!こんな製品は本当に
手に入らない。外国の製品を使ったりも
するけど(小原工業の製品とは)全然違う』と。
でも、もうその在庫は型落ちや日本では
古くて使えない商品になっていたので、
これら全部を寄付しようとしたんですが……」
小黒「いざ、アフリカに物を送るのも大変だったでしょう?
結局どうなったんですか?」
秋山さん「やっぱり話を聞いていると
途中で無くなったり、船便で一年かかると
聞いて途方に暮れていたんです。
そのときに、ご近所に住む友人で、
タンザニアのカンボナの全権公使の
ご夫婦がいて、ご相談したところ
政府のコンテナを使っても良いと
言っていただいて、8畳の部屋が
全部埋まるくらいの量を
送らせていただきました。
結局、真美さんのところは災害があって、
義肢製作所が活動できなくなってしまったので
送った製品はタンザニアの国立病院で
使用していただくことになりました。」

ーーその後、秋山さんはタンザニアに
実際に行かれました。
秋山さん「タンザニアの国立病院の
エクゼクティブディレクターの方を
紹介していただいて、お話ししたり
現地の製作所の方も見させていただきました。」
小黒「それで、このルダシングワ真美さんは、
タンザニアに移って活動されているんですか?」
秋山さん「ルワンダでまた新しい義肢製作所を、
1から制作する活動をされています」
小黒「しぶとくて、いいですねぇ」

今夜の選曲… FOR YOU BLUE / BEATLES

staff| 20:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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