2021年02月15日
すべての子どもたちに安全で豊かな放課後を届ける…その活動について、たっぷりと伺います。
放課後NPOアフタースクール代表理事の平岩国泰さんをお迎えしています。。
※リモートでのご出演です。
ーーまずは、放課後NPOアフタースクールの
活動内容について伺いました。
平岩さん「主に小学生の放課後を
安全で豊かにしようということで
生まれたチームです。
現在、社員が約90名、アルバイトが
200名の組織で、具体的には
小学校の放課後施設を活用し、そこで
子供たちの放課後の居場所を作っています。
そこに、地域や社会のいろいろな市民……
『市民先生』と呼んでいますが、彼らが
やってきてスポーツや料理、音楽、
物づくりや、自由に遊んだり、とそうやって
放課後を過ごす活動をやってきています。
21校のアフタースクールを作ってきて、
今まで延べ人数100万人以上の子供たちに
参加いただきました。
私たちの直営しているアフタースクールは、
1都3県なんですが、私たちの活動をモデルに
日本全国にお手伝いに行きたいなと
考えていて、今、淡路島の南淡路市や、
千葉県千葉市などで活動が広まり始めています。」
小黒「ちょっと聞いてて心配したのは、
昼間の学校よりもアフタースクールに
重点を置いちゃう子供たちなんかもいるんじゃないの?」
平岩さん「そう言った児童さんもいますね。
アフタースクールに行きたくて、昼の学校に
行っているという話や、昨年の緊急事態宣言の
時には子供たちが学校は仕方ないけど、
アフタースクールは閉じないでくれ、
という話も聞いたりもしています。」
小黒「この活動の財源というのは?」
平岩さん「公立の小学校の場合は、自治体からの
委託になるので市区町村が私たちに1年間の
活動予算をくださいます。
共働きのご家庭が、お子さんを預ける学童保育
というものがあるんですけど、その利用料だけは
保護者の方が自治体に払っていまして、
それ以外の学童登録をしない子供は保険料程度、
ほぼ無料で参加できます」
今夜の選曲… I FEEL FINE / BEATLES