2021年03月08日
地元・気仙沼の主婦と染色工房を立ち上げ、奮闘するお話、伺います。
株式会社インディゴ気仙沼・代表取締役の藤村さやかさんをお迎えしています。
※リモートでのご出演です。
スタジオには、インディゴ気仙沼の
ベストセラー商品のストールがあります。
小黒「綺麗な色ですね。
手触りも絹みたいに優しいし。」
藤村さん「そちらは基準色・
スタンダードという色味です。
2015年に、染色工房を立ち上げた
頃からのロングセラー商品です。
今年で、東日本大震災から10年
という節目なので感謝を込めた木箱
入りでバレンタインの期間中に
ご提供させていただきました。
繊維自体は綿が95%、しなやかさを
与えるために5%レーヨンを入れて
います。」
小黒「手触りは綿と思えないくらい
優しいのは藍染めのせいなんですか?」
藤村さん「藍染め自体の手触りでも
あるんですが、私たちがもともと、
子育てサークルからはじまったことも
ありまして妊娠中の女性でも
チクチクしない素材など拘っています。」
基準色(STANDARD)~インディゴ気仙沼の感謝ギフト~
10,500円(税込み)
ーー気仙沼で女性たちの地元の主婦たちと
染色工房「インディゴ気仙沼」を立ち上げる
きっかけとは?
藤村さん「2013年に気仙沼出身の男性と
結婚して、それを機に気仙沼へ移住しました。
小さい子供を働こうとしても、田舎町
なのでフレックスタイムや時短勤務を
導入している企業がそんなにありませんでした。
そこで、未就学児を抱えながらも
子育てしながら仕事をできるような
職場を作ろうというのが始まりでした。
私は28歳の時に食品関係の会社を
起業していました。藍染めとは畑違い
だったのですが、マーケティング的に、
日本では先細りと言われる藍染めですが、
海外の人たちからは根強い人気が
ありました。
それを、田舎の港町…そこに住む
女性たちが手染めして販売するという
ストーリーがついていけば、
それが地元に対して恩返しになると
思って始めました。」
今夜の選曲… MOOD INDIGO / 高橋ユキヒロ