2021年05月17日

「世界遺産」の撮影でおなじみの名カメラマンに、「映像の現状とこれから」伺います。

カメラマンの矢口信男さんをお迎えしています。
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※リモートでのご出演です。

ーー矢口さんは82年から「新世界紀行」
「世界ふしぎ発見」などの番組で
年間200日間世界の秘境を
踏破されています。
アフリカ・アマゾン・
ヒマラヤなどの世界自然・
文化遺産を撮影されています。
今までに回ったのは100か国以上!
その中で危険な事態に陥ったことも。

矢口さん「病気や警察沙汰など
ありますが、なんとかなります」
小黒「アフリカではマラリアに
罹ったとか…もちろん感染症等
の予防もされていくんですよね?」
矢口さん「予防薬などを持って
いったりするんですが、全く
通用しなかったりするんです。
結局、気休めになってしまう。
マラリアになった時、最後、
吐血して全く目が見えない状態で
砂漠に飛行機を降してもらって
助けてもらったんです。
その時はマラリアって分かって
いるんですけど、全く知らない
病気かもしれないって思っちゃう
んですよね。」

矢口さんはTBS「世界遺産
特別番組”エベレスト”
サガルマータ国立公園、
神の山を見下ろす」のロケで
軍の飛行機で地上9000mから
特別撮影もされました。

矢口さん「当初は窓を閉めている
んですが、開けると外気が
マイナス何十度なので矢が
突き刺さる様な寒さが目に
くるんですよ。」
小黒「他にもエジプトで史上初の
ツタンカーメンのミイラCT調査の
全貌を独占撮影されたとか?」
矢口さん「当時、世界5カ国くらい
から選ばれたカメラマンの1人に
選んでもらって、1人持ち時間
5分でどれだけ撮れるかというのを
やりました。CTスキャンをする前の
ツタンカーメンを距離にして50cm
くらいの距離で撮影しました。
今でも忘れないんですが、
とんでもないエネルギーというか、
オーラが見えて、これは危ないな
と思いましたね。」
小黒「そして、ペルーのマチュピチュ
の空中年も世界で初めてドローン
撮影に成功したと」
矢口さん「そうなんです。
運がいいことに、撮影が出来まして。
10年くらい前にも空撮をしているん
ですが、それも最後の空撮だったと
思いますね。」

今夜の選曲… BEFORE / BIBIO

staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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