2021年05月31日

日本を多面的に研究する在日ドイツ人から見た「日本」とは?

ドイツ日本研究所・所長、
フランツ・ヴァルデンベルガーさんを
お迎えしています。
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ーーまず、ドイツ日本研究所とは、
どんな研究をされている所
なのでしょうか?
フランツさん「1988年にドイツ政府が
設立した日本を研究する学際的な期間
です。私で4代目の所長になります。
研究テーマは研究員にそれぞれ
あるんですが、今のテーマは
『リスクとチャンス』
主な課題は社会科学や経済学など…
幅広い分野から日本の直面している
課題を多面的に研究します。
僕自身は、経済学者なので、
今は主にコーポレート・ガバメンスや
生産性の問題…昔で言うと
アベノミクスについても研究
していました。」

小黒「そもそもフランツが
日本に興味を持ったきっかけは
なんなんでしょう?」
フランツさん「私は17歳から
19歳までドイツ政府の奨学金で
ウェールズの国際カレッジに
通うことができました。
そこでは40か国の学生が
来ていて、そこで日本人の友達が
できました。卒業後はぜひ日本に
行きたい!と思う様になり、
大学生時代に得たお金で
日本に来ました。
そのときは、全然日本語が
できなかったんですが、
非常に印象的だったんです。
と言うのもその前にヨーロッパの
色々な国に行っていたのですが、
異文化的な体験はなかったんです。
日本に来て初めてカルチャー
ショックを受けました。
人間関係の雰囲気とか…
普通のお店の店員さんの態度
とか、街の環境とか…
やはり雰囲気は違うと
当時はすごく感じました。」

staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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