2021年06月07日

独立系映画配給会社の設立と運営について伺います。

映画配給会社「ムヴィオラ」代表の武井みゆきさんをお迎えしています。
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※リモートでのご出演です。

武井さん「会社名を考えている時に
上手い言葉が浮かばず、一番自分が
好きな言葉にしようと思い
『ムヴィオラ』という名前にしました。
実は『ムヴィオラ』というのは
アメリカの編集機の会社の
名前なんです。当時、その会社が
デジタルの時代への対応が
追いつかず倒産してしまう
という話を聞いて、その名前が
なくなってしまうのは悲しいなと
思って付けました。
…ただ、その会社は蘇ってしまって。
今も、スピルバーグ監督などが
愛用しているということで
有名になっています。」
2000年に会社を立ち上げた時には
映画の宣伝だけをしていました。
宣伝している映画で6、70本。
配給した作品も60本を
超えています。」

小黒「映画の配給会社ということで
武井さんご自身の人柄で
映画の配給も決められると
思いますが?」
武井さん「自分がこういう映画が
好きなのだというのが、20年
かかってわかってきた感じも
するんですが、今は観た時に
何かが自分の中で動いた
感じがする映画を配給する
ようにしています。
やっぱり一番いいのは見た時に
何かがワッっと、感じた映画を
選ぶこと。そうすると、
ものすごく頑張れるという事も
わかってきた気がします。」



小黒「自分の同世代に向けてとか、
若い人に向けてとか…マーケットを
考えると思いますが、今はご自身の
感動で動いているんですか?」
武井さん「まずは見た時の感動が
先に残して、その後から考えます。
ただ、考えてダメでもやるものも
ありますね。
やっぱりどこかで楽しい事とか
好きなことをやっている感じが
ないと続かないので時々混ぜています。」

今夜の選曲…PAPAYA / DAVID ULLMANN 8

staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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