2021年08月17日
映画「太陽と踊らせて」、その舞台でもあるイビサ島について伺います。
映画監督のリリー・リナエさんをお迎えしています。
※リモートでのご出演です。
ーー長編映画初監督作品「太陽と踊らせて」の制作においての苦労などを伺いました。
リリーさん:2017年に20代まで働いて
いた時の貯金、300万円を使って
デモ映像をイビサ島に撮りにいきました。
その映像を元に、私の本気を見せて
クラウドファンディングをしました。
結局400万円を集めることができました。
撮影自体は400万円くらいで抑える事が
できたんですが、その倍以上にかかって
いるのは音楽の著作権なんです。
ものすごい曲数、劇中で使っているんですが
アメリカで作った映画なので”フェアユース”
という法律を使いました。
これは、映画のテーマが歴史的な背景の
説明や文化的背景の説明…主人公を
説明するのに必要な情報であれば、
お金を払わなくていいというルールの元、
楽曲を使用しました。
小黒:リリーさん、撮影のときには
どのくらいイビサ島に滞在したり
していたんですか?
リリーさん:2017年から行ける時は
イビサに行っていました。
一番長くて、1ヶ月ほど滞在しました。
イビサは5月にオープンして、10月に
クローズする島です。5月のオープニング
には世界中からDJがやってきてその年の
イビサを祝います。
6、7、8、9とパーティシーズンが訪れて
10月の末にクロージングに終わりを祝います。