2021年08月18日
音楽と映像とニューヨークと…というお話伺います。
映画監督のリリー・リナエさんをお迎えしています。
※リモートでのご出演です。
ーーリリーさんのお生まれは、台湾西南部の
台南市。育ったのはご両親が薬局を営んでいた
新宿歌舞伎町です。
音楽を好きになったきっかけはお兄さんが
聞いていたアンダーワールドや
ケミカルブラザーズ…そのMVを
見て映像の世界を志すようになります。
リリーさん:18歳の時に大学の映像シナリオ
研究会というサークルに入っていました。
当時テクノのミュージックビデオが
一番最初に作ったのは、2004年。
iPodのCMがすごくかっこよくて、
真似をした映像を作っていきながら、
編集という仕事が好きになっていきました。
ーーリリーさんはその後、就職したのは
徳島県のテレビ局に入社されます。
リリーさん:地方で即戦力が必要だったので
入ってすぐにディレクターをやらせて
もらえました。
ただ、ディレクターしかやっていないと
見積書などの書き方がわからなかったんです。
編集はできても社会人としても常識が
全くない。なので、プロデューサーを
やろうと思って、3年で広告代理店に
転職しました。
小黒:その後、ニューヨークを目指したのは
どういうきっかけがあったんですか?
リリーさん:元々20代は会社員で勉強して
30代では自分のやりたいことをやりたいと
思っていました。
最初は学生ビザで入って、半年後からは
アーティストビザに切り替えて、
現地のフジテレビのディレクターや
小さなドキュメンタリーを撮ったり
していました。
結構、私はインタビューが好きなんです。
すごく長い人の人生を10分とかにキュッと
短くまとめるとそれを見た人はすごく
お得だと思うんです。
その人の人生の知識が10分で獲得できるって。
普通だったら知り得ない人の情報を
短くして伝えられるのは面白いなと
思ってやっていました。
今夜の選曲… THIS IS HOW WE WALK ON THE MOON / JOSE GONZALEZ