2021年09月28日
森林保全を行う「more treesの森」の活動について伺います。
今週のゲストは、一般社団法人more trees事務局長
水谷伸吉さんをお迎えしています。
※リモートでのご出演となります。
ーーmore treesの活動に、森林保全を行う
「more treesの森」があります。
第一号は2007年11月からスタートした
高知県の梼原町です。
水谷さん:梼原町を皮切りに国内では
合計16箇所。海外ではフィリピンと
インドネシアの2箇所…合計18箇所で
活動を続けています。
小黒:梼原町では、隈研吾さんが設計を
手掛けた「梼原町総合庁舎」がすごい立派ですね?
水谷さん:まさに隈さんが町役場である
総合庁舎を手掛けたのを皮切りに、
他にも町内に隈さんが設計した
木造建築群が建てられています。
コロナ前では海外からも建築ファンが
梼原町を訪れていたと言います。
小黒:ここで改めて梼原町について
説明していただけますか?
水谷さん:坂本龍馬が土佐藩を脱藩した際の
最後の町ということなんです。
高知空港、松山空港からも2時間くらい
かかってしまう山深い場所です。
ーー一番新しい「more treesの森」は、
国内16カ所目となる奈良県天川村です。
水谷さん:今年に入ってから新たに
森林協定を結んで森づくりを始めています。
天川村の中には洞川(どろかわ)温泉という
温泉街があり、その一角の伐採跡地から
植林活動を始めています。