2021年09月06日
日本のアートを世界に、というお話伺います。
株式会社麗人社・代表取締役社長の野口和男さんをお迎えしています。
※リモートでのご出演です。
野口さん:麗人社の主な理念は
『社会と美術界の架け橋となる』
ということです。それに基づいて
色々な事業を展開しています。
主に、展覧会の企画から運営、
出版、ギャラリーの運営、
そして今最も新しいのが
バーチャル美術館「Gates」の
運営も行っています。
この4つが主になります。
小黒:麗人社では日本の作家の
作品を海外に紹介するという
ことをされていると?
野口さん:そうですね。
日本の作家の作品ばっかりを
かれこれ27年間紹介してきました。
トータルで14カ国…24年間
展覧会を続けているモナコを
はじめ、フランス、イタリア、
スペイン、ドイツ、デンマーク、
マルタ共和国、エジプト、
中国、台湾、韓国、シンガポール、
ベトナム…など幅広く
やってきました。
紹介してきた作品は現存している
今のアーティストの作品ばかりです。
↑2019年に開催されたモナコ日本芸術祭の様子
小黒:そういう展覧会はほぼ無料で
開催するんですか?
野口さん:全て無料ですね。
会場費や輸送費、関税など相当
かかるんですが、出展者の出展料
で全て賄う形になっています。
大体、100人から200人くらいに
集まってもらってその予算を
捻出するという形になっています。
モナコの場合は、日本の出展が
200点くらいあります。
モナコ側の美術団体もあるので、
そこでも80点くらい出しますね。