2021年09月27日
「都市と地域の関係学」とは?
今週のゲストは、一般社団法人more trees事務局長
水谷伸吉さんをお迎えしています。
※リモートでのご出演となります。
――1978年東京生まれ、慶応義塾大学・経済学部卒業後、
株式会社クボタに入社。環境プラント部門に従事された後、
NPO団体でインドネシアでの植林プロジェクトに携わり、
2007年坂本龍一さんが代表を務める森林保全団体
「more trees」の事務局長に就任。
森林保全活動に取り組んでいらっしゃいます。
ここ数年で、海外では、熱波や干ばつの影響で、
森林火災が相次いで発生したり、日本でも
豪雨災害が頻繁に起きるなど、普段の生活の中で、
地球温暖化や、気候変動の影響を実感することも
多いかと思います。水谷さんからみて、
みなさんの環境意識は、高くなったと感じられますか?
水谷さん:確実に変わってきていると思います。
これまでは数十年に一度の災害が起こって、
何かおかしいな?っていうレベルで感じて
いたかと思うんですけど、ここ数年は
確実におかしいという風に感じるように
なっていると思います。
――明日「more trees」のオンライン講座が開催されます。
受講料無料で、テーマは「都市と地域の関係学」です。
水谷さん:僕らもこれまで国内の色々な地域と
協力関係を結んで森づくりを進めてきました。
そうすると、コミュニティの大事さというのも
感じてきています。日本山村には過疎・高齢化という
共通の社会課題がある中で、移住者や定住者を
増やすのか……もしくは、関係人口を増やしていくか
という視点で地域活性化を図ろうとしている
地域も増えています。
そうした中で全3回の講座を予定しています。
初回・明日のテーマは、森林・林業。
10月4日の2回目は関係人口をテーマに。
10月12日の3回目は文化・民俗という
ことで、国学院大学の新谷名誉教授をゲストに
迎えて、それぞれの切り口で地域との関わりを
考える講座です。
この講座は高知県中土佐町との共同事業で
関係人口をどのように増やすのかが根本の
テーマになっています。
ソトコト編集長の指出さんにも2回目に
ご出演いただけて…ぴったりの人選に
なっております。
詳しい情報はmore treesの
HPをご確認ください。