2021年10月06日
荒川区尾久 と ギャラリー「OGU MAG」との出会いについて伺います。
美術作家の若林雅人さんをお迎えしています。
※リモートでのご出演です。
小黒:展覧会の会場になるOGU MAGは
どの駅から行くと近いんですか?
若林さん:JRの田端駅から行くと
近いですね。田端の上の方には、
文士村という場所があって、
昔、芥川龍之介や室生犀星、
板谷波山といったすごい文化人が
ズラーっといた場所があります。
その反対の方にある、東尾久・西尾久
実は今、盛り上がっているんです。
ヨーロッパの建築家の方が建築事務所を
東尾久の商店街に構えています。
ギャラリーOGU MAGはロンドンの
ゴールドスミスカレッジで映画の
勉強をされていた齊藤さんという
方がオーナーです。帰国して
映画の仕事に携わりながらこちらの
ギャラリーも経営されています。
OGU MAGの隣には齊藤さんの
ご主人が菓子職人なので、
作った焼き菓子が食べられる
カフェが併設されています。
2階は吹き抜けで、3部屋ほど
滞在できる部屋があります。
レジデンス兼、アートスペース、
カフェ…という将来的に見ても
面白い場所になっています。
小黒:若林さんがOGU MAGと
出会ったきっかけは?
若林さん:改築前に大きなスペースが
あることは知っていたんですが、
改装後に展覧会があるたびに
チラッと見に行って一言も口を利かないで
出ていったんですけど、ある時年配の
女性が『お近くにお住まいですか?
実は娘がここのオーナーなんです』
と声をかけていただいたんです。
僕もロンドンにいたことから、
話が弾んで展覧会をやらせていただけ
ませんか?となったんです。
今夜の選曲…PA LA PIMPI / TOMATITO