2021年10月19日
改めて感じた、自転車の楽しさ…というお話伺います。
リンケージサイクリング株式会社代表取締役・田代恭崇さんをお迎えしています。
※リモートでのご出演です。
ーー田代さんは選手引退後、ブリジストンサイクルに入社。
34歳で、新入社員としてサラリーマン生活を始められます。
田代さん:最初位入った時にマーケティング部に
自分の一つ年下の人がトップにいて、ものすごい
劣等感を感じていました。
自転車の選手を始めたのも人からしたら遅かったし、
サラリーマンも始めたのが遅かっただけで
だったらその分を取り戻す作業をすればいいと
いうだけでしたね。
小黒:自転車にも4年間乗らなかったんですか?
田代さん:毎年40000キロくらい選手の時には
乗っていたのであまりストレスは感じず、
サラリーマンとして頑張らなくてはと
考えていましたね。
――田代さんはその後、2013年にスイスで
開催されたレースに出場して、日本人初の完走、
総合19位を獲得されています。
このレースに出場したきっかけは?
田代さん:ロードレースのフレームを
供給して欲しいという話があったんです。
アマチュアのレースの世界最高峰と言われる
レースのサポートをして欲しいと言われていました。
最初は自転車の機材を供給する話だったんですが、
出場選手が足りなくなってしまい、
一緒にやってくれと言われたのが、本気で
自転車を再開したきっかけでした。
日本選手の中では一番いい成績でゴール
できました。この大会をきっかけに
改めて自転車は楽しいなぁと思って
最高の時間を過ごして、その魅力を
一般の人にも伝えたいと思って会社を
立ち上げました。