2021年11月02日
お腹を満たすためにシェフに…料理の道に進むきっかけとは?
沖縄のフレンチレストラン 6(シス)のオーナーシェフ小杉浩之さんです。
※リモートでのご出演です。
――小杉さんは16歳で親元を離れて、
放浪生活をされていました。その当時のことに
ついて伺いました。
小杉さん:仕事もアルバイトで繋いだりして
生活していたんです。でも、どうしようもなく
お腹が空いてしまって、まかないがもらえるから
という理由で飲食店で働こうと思ったんです。
どうせ食べるんだったら世界で一番美味しいと
されているフランス料理が食べたい…
ということでフランス料理店を回って
4軒目で面白いから話を聞いてもらえて。
『いつから働けるんだ』ということでしたので
『今から働けます』と答えました。
流石にこれからは無理だから、
今日は見学だけしてなさいと言われて、
『すいません、その前に何か食べさせて
もらえませんか?』と言ったら大笑い
されまして、面白いから厨房見ていきなさいと
なったんですよ。
厨房の奥で指示されていた総料理長が
すごくかっこよくて。僕は目的も何も
なかったんですけどその時に思ったのが
『将来この人になりたい』というのが
料理の道に入るきっかけでしたね。
小黒:そのレストランには何年
いらっしゃったんですか?
小杉さん:実は3ヶ月くらいで
辞めたんですよ。
というのは、そのお店にいらしたシェフが
独立するという話で、僕もついていこうと
思ったんです。
ついて行ったのが名古屋で私も働きたいと
言ったら、友人のお店でとりあえず
働きなさいと言われ、最初に行ったお店が
ロシア料理店でした。
それから色々、結婚式場のヘルプの仕事も
多くて週末にホテルに行って応援にいったり
していました。その時は、フランス5人と
僕とで色々なホテルを回っていました。
まともに今まで歩んできたことがないんです。
それは料理も同じで。僕は当たり前の料理は
僕は出さない…出さないというより、
僕自身にとっては当たり前の料理なんです。
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小杉さんのお店 フレンチレストラン「6 SIX」
※完全予約制
address:沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利499-1
Tel:0980-56-3733
HP:https://six-kouri.com
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