2021年11月16日
地域から感謝される企業へというお話、伺います。
今週のゲストは、丸山木材工業株式会社(マルヤマグループ)代表取締役・丸山大知さんです。
小黒:丸山さんがお勤めになった
住友林業というのは、昔からSDGs
ど真ん中の活動をしてきた会社だと
思います。そこで学びを得た丸山さんが
ご自身の会社でどのようなSDGsに
対するお考えをお持ちなのか
教えてください。
丸山さん:私は2年前にグループの
社長に就任しました。
その際に、どういった舵取りを
やっていこうと考えたときに、
地域や社会から必要とされ
感謝される企業であるということを
基本方針に掲げました。
木材は、昔から様々な用途で
使われてきました。それを
また植林すれば再生するというのが、
木材の魅力だと思っています。
おまけに二酸化炭素まで吸ってくれる。
こんなにすごい木材をみんなが使わない
のかと思って製材業を始めたりしました。
――丸山さんの工場では地元の小学生向けに
見学会も開かれています。
丸山さん:(見学会では)製材業が
何かということと、良質な木材が
住んでいる地域にあることを説明
しています。
子供達の中には、木材を切ることが
環境破壊や悪いことだと思っている子が
すごく多いんです。その誤解を
解きたいんですよね…木材は
植林してまた生えてくるし、
紙や電気になったり余すところ
なく使える材料が自分たちの街に
あることを知ってもらい、
それをおじさんの会社が全国へと
送っているということを
伝えています。