2021年12月16日
現在の取り組み、“アダプティブ・ファッション”。
SDGsに特化したファッションブランド『blue serge(ブルーサージ)』を立ち上げた、
アミアズ株式会社 代表取締役社長:財間宣彰さんをお迎えしています。
財間さんがさらに取り組んでいるのが、“アダプティブ・ファッション”です。
“アダプティブ・ファッション”とは、障がいのある人も簡単に着脱できる服のこと。
取り組んだ経緯について伺いました。
財間:SDGsについて勉強していく中で、
根底に“地球上の誰1人取り残さない”という
壮大なテーマがあります。このテーマに対して、
SDGsに特化し、トライしている我々が
どこまで出来ているのか考えた時、
障がいをお持ちの方々に対しては、
何1つ出来ていないな、と感じました。
まだ日本では、“アダプティブ・ファッション”が
確立されてませんので私どもがやる部分は、
ご本人様が着用・着脱しやすい、
介護・補助される方が着用・着脱させやすい、
という仕様にこだわり、衣料品ではなく
“心の弾むファッション”であること。
『green serge』として、“アダプティブ・ファッション”に
取り組んでいきたいな、と思っています。
着用・着脱しにくいと言われている
プルオーバーも、モニターさんの声を受け、
ファスナーなどを使用し、
比較的着用・着脱がしやすく工夫されています。
小黒:モニターさんから思わぬ声、とかありました?
財間:ファスナーって、スライダーの頭の溝に
金具をいれるじゃないですか。
その動作が困難だったりするんですよ。
そういったことで、ファスナーメーカーさんが
スライダートップをマグネットでつけるものや、
誘導のアタッチメントをスライダートップに
つけたりして改善させて頂いております。
今夜の選曲:GNIRI BALMA / OMAR SOSA & SECKOU KEITA