2021年12月20日
東京オリンピック2020閉会式で披露された「オリンピック賛歌」のお話から、新作「Anthem」について伺います。
今週のゲストは、男性ソプラノ歌手、ソプラニスタの
岡本知高さんをお迎えしています。
岡本さんは、1976年生まれ、高知県出身。
国立音楽大学声楽科を卒業後、フランスに留学し、
2002年に、パリ・プーランク音楽院を首席で修了され、
女性ソプラノの音域を持つ、男性ソプラノ歌手
「ソプラニスタ」として2003年にCDデビュー。
以後、国内外で活躍されていらっしゃいます。
ーー今年は、東京オリンピック2020閉会式で
「オリンピック賛歌」を歌われました。
世界中から絶賛されて注目を集めましたが、
今、振りかえっていかがですか?
岡本さん:皆さんがあんまり褒めてくださるんで、
この120キロの体が小さくなるほど恐縮して
あれは本当に僕だったのかな…と。
それくらい光栄の極みでしたね。
オリンピックを2週間くらい拝見していたので、
感動が胸の中にあったんです。
そのお陰もあって本番では
歌いやすかったですね。
ーー岡本さんの最新アルバム『Anthem』には
ラグビーワールドカップのテーマソング
『World In Union』が収録されています。
岡本さん:これまでたくさんの歌手が
歌い継いできた曲ですが、僕もこの曲の
歌詞にとても感銘を受けました。
人々の信仰や肌の色であるとか、
そう言ったものを乗り越えて、
また、ラグビーにまつわるんですが、
勝ち負けではなく人間が手を結んで
各国が集ってこその新しい世界だと、
歌っています。
ーー岡本知高さんの最新アルバム
『Anthem』は
ユニバーサルミュージックから発売中です。
本日お送りしたWorld in unionはYoutubeでも
お聞きいただけます。
今夜の選曲…World in Union / 岡本知高