2021年12月09日

オンラインでは出来ない五感体験!現場に居る事の意味

写真家の繁延あづささんをお迎えしています。

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現在発売されている最新著書「ニワトリと卵と、息子の思春期」の帯には
生物学者の福岡伸一さんのコメントが掲載されています。
そこには、『子供時代の五感の体験はかけがえのないもの。
巣立ち前の混乱期は通過儀礼です。』と書かれています。

さらに、雑誌:婦人の友で行われた、繁延さんと福岡伸一さんの対談では、
”オンラインでは、視覚・聴覚は出来ても、味覚・嗅覚・触覚は出来ない”
と書かれています。
この”五感体験”について伺いました。

繁延:そう言われれば、そうですね。
   私も山で感じている事と同じですけれど、
   写真の仕事も現場に行くことが仕事で、現場に行くというのは
   すごく沢山の情報があると思っています。
   息子に関しては、今回あえて私がそうした訳ではないんですが、
   福岡さんのコメントもらえたので良かったです(笑)

小黒:ちなみに、ニワトリを絞めて食べる日のことも記載されてますが、
   この締めるというのは、お子さんが行ったんですか?
   絞めた後は、どう召し上がったんですか?

繁延:そうですね。息子と解体までは勉強したので、
   そこまで息子がやって、料理は私がしました。
   照り焼きや焼き鳥、骨があるところはおでんや出汁にしました。
   絞めるという行為は、皆んな色々思ったかもしれないですが、
   もともと、猪を食べたりしていたので、食べると言うことには
   そこまで抵抗が無かったのかもしれないですね。
   今日の夕飯は、娘がハンバーグ食べたいというので、
   猪の肉でハンバーグにしようと思ってます。

繁延さん一家は、一般家庭と比較すると肉の購入はかなり少なくなり、
卵は購入することはないそうです。

著書の中でよく家出をしていた長男は、今では家出をしなくなり、
繁延さんと大人同士のように、ラジオを聞いて一緒に会話するまでに成長!
その代わり、次男との喧嘩が増えているとか...
お子さん2人の成長がこれからも楽しみですね。

今夜の選曲:CHICKEN / BOBBY MCFERRIN

staff| 21:00 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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