2021年12月02日
地元・磯子をパズルに…というお話、伺います。
株式会社TRIPLE-ef代表取締役・中島翔さんをお迎えしています。
小黒:中島さんがみている
美容師の未来っていうのはどんな
ものなんですか?
中島さん:東京や首都圏、主要都市では
華やかな場所という面があると思うん
ですが、そこで働く中でその地域に
素敵な取り組みをしている美容室が
たくさんあると思います。
そうした美容室を情報を発掘して
きちんと求職者に届けていくことが
必要になるのではと考えています。
なので、ローカルの中での働き方を
色々打ち出していく必要があるのかと
思っています。
――地元の高校生の課外授業で美容体験や、
長岡造形大学とも協働をされています。
学生たちへのアプローチも色々されていますが、
どんな思いで活動されているのでしょうか?
中島さん:長岡の方でやっているプロジェクトは
色々あるんですが、その中でも磯子区の
パズルを作ってもらって地域を触りながら、
地域のことを話していくコミュニケーションの
『磯子パルタ』という遊び道具を作っています。
今、お客様とも自分の住んでいる町がここに
あって〜みたいな話をしているんですが、
自分が住んでいる街のパズルを見ないで
作れなかったんですよね。意外と自分の
住んでいる区の形を知らない……
それはもったいないなと思ったんです。
小黒:磯子区と長岡ではずいぶん離れて
いるんですが、誰が縁を結んだんですか?
中島さん:実は「神奈川わかものシンクタンク」
の福本理事長がいろいろな大学で講師なども
していました。ちょうど長岡造形大学の
助教に就任したという縁で繋いでいただきました。
「神奈川わかものシンクタンク」と出会うまでは
美容師という技術職の中でいろいろな発想を
していたんですが、これをきっかけに外の世界と
大きく触れていったので、私の人生において起点に
なったところだと思っています。