2022年01月25日
子供をアートや音楽に夢中にする、コンサートとは。
ミュージシャン、マジシャン、翻訳家の大友剛さんをお迎えしています。
*リモートでのご出演です。
大友さんは、アメリカ・ネバダ州立大学を卒業後に、
北海道でフリースクールに就職。不登校の子供達と共に暮らし、
音楽やスポーツを通じて交流していました。
大友「自己流です。ピアノとかマジックも習ってなかったんですけど
学校や家庭で傷つけられた子供たちと一緒に
アートや音楽を用いて一緒に楽しんで、心を癒しながら
子供たちの好きなことを一緒に見つけていく、という4年間でした。」
大友さんは、2005年から毎年、教育・保育・福祉の施設に伺い、
音楽とマジックの絵本のコンサートを年間250公演ほど開催されています。
翻訳を手がけた絵本「ねこのピート」シリーズは、
歌を歌いながら話が進む、アメリカで大ベストセラーです。
出版社から”子供たちに向けて活動するミュージシャンに”
ということで依頼があったのだとか。
大友「読んだ瞬間に素晴らしい作品だと思いました。
子供の視点で描かれていて、説教臭くないんですよね。
掛け合いと歌を歌って進むので、子供たちが盛り上がります。
コンサートでは、20分くらいマジックショーやって
音楽をゆっくり楽しんでから、後半で絵本の読み聞かせをしています。」
小黒「それだけやると、子供達は大友さんというよりも
それぞれのモノに夢中になっちゃうんじゃないですか?」
大友「それが目的です。いろんな要素で1時間飽きずに
毎回興奮の時間が生まれていきます。」
©相澤心也
今夜の選曲:IS THIS LOVE / BOB MARLEY AND THE WAILERS