2022年02月21日
人気の猫の種類と、猫たちが抱えるリスク
今週のゲストは、株式会社ミグノンプラン代表:友森玲子さん。
*リモートでのご出演です。
友森さんは、東京都生まれ。
動物病院看護師を経て、2002年にペットサロン開業され
2007年動物愛護団体NPO法人ランコントレ・ミグノンを立ち上げ
動物の受け入れ・譲渡を開始。
2014年からは、ペットサロンと動物病院を併設した
『ミグノンプラン』を主宰されていらっしゃいます。
ランコントレ・ミグノンとは、フランス語の辞書で見つけた
”遭遇する・出会う(rencontrer)” と "こじんまりとした・かわいい(mignon)"
を合わせた造語。
『人と動物の出会いの場を提供する』という思いを込めて
友森さんが つけたそうです。
まもなく迎える2月22日は、学者や文化人で構成される
猫の日実行委員会が1987年に制定した『猫の日』です。
小黒「人気のある猫って今どんな猫ですか?」
友森「猫って、大きさのバリエーションがあんまり無いので、
どうしても、見た目で特徴があって純血種が日本では人気が出やすく、
今はスコティッシュフォールド、マンチカン、
ミヌエットなど、短足の猫が流行っています。」
小黒「そういう、短足、耳が折れてるというのは
飼っていく上で問題とかありますか?」
友森「まだ非常に歴史が浅く、30年も経ってないのかな?
たまたま軟骨の奇形で耳が折れ曲がって生まれた猫を
近親交配で定着されたのが、スコティッシュフォールドです。
なので、生まれつき軟骨の病気で痛みを持っていたり、
短足の猫ちゃんだと、点滴がしづらく治療がしづらいとか。
今流行っているけど、老後に困る猫種が流行っています...」
友森さんのところでは、しっかりとその猫種のリスクを伝え、
理解していただいた方に譲渡している、とのこと。
今夜の選曲:THE TRACK OF MY TEARS / SMOKEY ROBINSON & THE MIRACLES