2022年02月22日
犬や猫の殺処分と譲渡の現状
株式会社ミグノンプラン代表:友森玲子さんをゲストにお迎えしています。
*リモートでのご出演です。
減少傾向にあると言われながらも、環境省の発表によれば、
現在年間2万3000頭もの犬や猫が 殺処分されています。
小黒「それで減ったんですか?!」
友森「はい。もう、桁が違います。
私も活動を始めた当初は、ショックを受けたんですが、
2007年には、30万頭、殺処分されていました。
急激に減ってはいます。」
友森さんが立ち上げた、NPO法人ランコントレ・ミグノンでは、
動物愛護相談センターから、殺処分対象の動物を受け入れ、
現在では3000頭ほどを譲渡しています。
現在は、コロナ禍のため譲渡会はありませんが、
全頭に情報が、webサイトに掲載されています。
メールフォームからの申し込み後、
書類審査とお見合い、飼育環境チェックのための家庭訪問、
トライアル期間を経て、正式な譲渡という流れになっています。
小黒「随分、手間暇かかっていて、大変ですね。
月にどれくらい譲渡になるものですか?」
友森「そうですね。今はコロナ禍で減っていますが、コロナ禍前でも、
せいぜい月に10頭譲渡できれば良い方です。」
小黒「お見合いとかでチェックするポイントはどこですか?
どんなのは、ダメですか?」
友森「一番マズいのは、保護動物は可哀想だ、という目線の人ですね。
目の前の動物が、どんな気持ちか、どういう性格か、というのが見えず
可哀想という思い込みだけで接してしまうのが怖いです。
カップルや単身者は、基本NGです。
コロナ禍では、単身者だと急な入院などもあるので...」
今夜の選曲:YOU’VE REALLY GOT A HOLD ON ME / SMOKEY ROBINSON & THE MIRACLES