2022年03月30日
SDGsに積極的に取り組む先進企業のお話とタイガーマスク理論。
コニカミノルタ株式会社・常務執行役、
市村 雄二さんをお迎えしています。
コニカミノルタは、2019年「日経SDGs経営大賞受賞」。
さらに「世界で最も持続可能な100社」にも、4年連続で選ばれています。
小黒「企業や会社が、社会的責任を果たすようになったり、
投資の選択肢にもなっていたり…そういう基準が変わって
いったのはいつ頃からなのでしょうか?」
市村「ある種の資本主義の解釈をすると、企業の利益を考えてだと
思います。色々なIRの活動する中でステークホルダーの
投資家の方から利益はどうなんだと、求められて利益中心の
時期はあったと思います。ただ、7、8年くらい前から
社会課題を解決するのは実は企業がしっかり動いていかないと
いけないという流れになっていきました。」
――市村さんが今年始め、社員に届けたメッセージの中に、
“タイガーマスク理論“というキーワードが。
市村「寅年で虎にまつわる話ということで、社員一人一人の
パーパスと会社のパーパスをすり合わせていかないといけない
という考え方です。
漫画のタイガーマスクは、虎の穴で鍛えられてファイトマネーを
払わなくてはいけない。でも、個人のパーパスとして、孤児へ
お金をあげようとして、そのために虎の穴から追われます。
その途中、悪役レスラーとしてのタイガーマスクを好きな
孤児院のいたずらっ子男の子を立ち直らせるために反則を
やめていく……自己成長をしながら、大きなことを成し遂げる
という気持ちで話をしました。」
今夜の選曲… FLY ME TO THE MOON / GREGORY PORTER & JULIE LONDON