2022年04月04日
20年間のサハラ砂漠の旅をまとめた著書 「トゥアレグ~自由への帰路~」について伺います。
ジャーナリスト、デコート・豊崎アリサさんをお迎えしています。
パリ生まれ。2006年にサハラ・エリキ協会を設立し、アフリカ、
サハラ砂漠の遊牧民族を支援されているほか、ニジェールの
ウラン鉱山の実態を追うなど、パリ、東京、アフリカの3か所を
拠点に活動をしていらっしゃいます。
2018年5月にご出演いただいて以来、2回目のご登場です。
イースト・プレス社から「トゥアレグ~自由への帰路~」
という本が出版されました。アリサさんの20年間に渡る
サハラ砂漠の旅について書かれた本です。
小黒「フランス人冒険家のお父さんについていって
過酷な旅を、お兄さんと2人でされていたそうですね?
その中でお父さんから『早く旅をしないと本物の世界がなくなる』
という風に言われていたとか」
アリサ「父は経済発展と共に環境や遊牧民の定住化などに
対しての問題意識があったんです。それがなくなってしまう前に
子供達に見せたかったんです。私はそういう物を実際に見れて
ラッキーだと思う一方で、父と同じように問題意識を持つように
なっていきました。」
今夜の選曲…TALLA TALLINE MANINE / ABDALLAH OUMBADOUGOU